住まいのむしめがね6 【屋根瓦】

こんにちは、設計の時川です。
2~3年前から花粉症の症状が出始め、今年は特に酷いですね。 薬が好きではないので気合で乗り越えようとしていますが、最近耳寄りなドーピング剤を友人に教えてもらい試しています。 クエン酸水です。 花粉症にも緩和効果があるそうで、僕の体でも効果が出てます。
 

今回のテーマは屋根瓦でしょ?なぜ 屋根 がつくの? 瓦って屋根の材料だけじゃなくて門塀や床材として使われたりもするんです。なので敢えて屋根を付けて呼んだりします。

 

屋根の役割として一番大事なことは 雨を凌ぐ ことです。暮らしていく中で風雨から身を守るための大事な部分ですね。

他にも、

・太陽からの日射を遮る

・音を遮る
・隣家の火事から建物を守る

・建物の外観デザインを構成する

など 重要な部位だということはご理解いただけたかと思います。

瓦屋根って和風住宅のイメージが強いかもしれませんが世界中で使われています。日本では和風住宅に使われているような種類を 和瓦、洋風住宅に使われているような種類を 洋瓦 と呼び分けています。 (ざっくりと)

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材料も粘土だったりセメントだったり金属だったり色々とありますが、今回は粘土瓦のことについて。

瓦の長所
・半永久的に葺き替えが必要ない

・太陽からの熱を伝えにくい

・雨音も伝えにくい

・(好みもありますが)瓦屋根特有の美観

昔の瓦は重たく施工方法や施工精度が今ほど良くなかった為に、地震等で瓦が落ちるなんて事も多々ありました。東日本大震災後は屋根にブルーシートを掛けている住宅を目にされた方も多いと思います。

そういった教訓から防災を意識した瓦も数多くラインナップされました。

屋根材として近頃はコロニアルという薄い板状の材料が大半を占めています。 安いし軽いので選ぶ方が多いのですが、10年~15年経つと表面の色が剥がれてくるので塗装する必要が出てきます。
メンテナンスで出費が増えるのは出来れば避けたいですよね。 住宅を考えるうえで日常の光熱費は意識する方が多いと思いますが、建物自体のメンテナンスも費用が掛かることなのでプロに相談してみてはいかがでしょうか。
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