屋外階段の改修工事 vol.2

こんにちは、現場管理の時川です。

既存の床仕上げ材を撤去すると下地のコンクリートが現れます。 コンクリート表面には古い接着剤をキレイに除去。 コンクリートに割れなどの損傷が無いことを確認し次の工程に進みます。 階段の蹴上(ケアゲ・垂直面)は錆が酷かったので全て除去し錆止めを塗装します。

↑写真は蹴上に錆止め塗装し、手すりには仕上の塗装までした段階です。

一口に塗装工事と言っても錆除去などの下地づくり→錆止め塗装→下塗り→上塗り(仕上げ)とたくさんの工程があるんです。 

↑写真左上のグレーの部分はモルタルで造られた巾木の上に防水材を塗布してあります。 通常はあまり手を付けない部分ではありますが当社ではわざわざこのような処理をしています。 

なぜか。

モルタルは水を吸います。その水がこの後の工程で貼っていく床シートと下地コンクリートとの間に入ってしまうとそこから劣化が始まります。 そのリスクを少しでも無くすための処置だったんです。 お客様には少しでも長く気持ちよく使っていただきたいですからね。 

今回は仕上げ工事の少し内側をご紹介しました。 次回は完成段階をご紹介する予定です!