こんにちは、設計の時川です。
今日の日経新聞に一面広告が出ていましたが、来週は建築業界における展示会【建築建材展】が始まります。
最新の技術やトレンドの発信、情報交換が行われる大規模なイベントです。私も足を運び勉強してこようと思います。
弊社では上記イベントの情報を含めたお客様への情報発信として、3/12(土)に相談会を開催します。
お茶を飲みながら気楽にお話し出来るような会と考えていますので、興味のある方はゼヒお問い合わせ、ご予約ください。(電話、メール、fax…どんな形でも結構です。もちろんご来社いただいでも。)
フローリング材
木製フローリング材には大きく分けて2種類あります。
①複合フローリング
1.合板の上に突板(ツキイタと読みます)(薄くスライスした天然木)を貼り合わせたもの
2.合板の上に特殊シート(木目調柄や石柄をプリントしたもの)を貼り合わせたもの
②無垢フローリング
1.天然木からカットした一枚板
写真(左):複合フローリング 写真(右):無垢フローリング
断面の違いが分かりますか?
今回は複合フローリングについてご紹介します。
文字通り 合板+突板or特殊シートのフローリング材です。
無垢材のような収縮や反りによる変形が少ないのが特徴です。(無垢材は木が生きているので冬など乾燥している時期は木が縮んでスキマが空いた感じに見えます)
傷が付きにくい加工やペット対応の耐アンモニア加工、ワックスがけ不要など機能性を持たせた商品もあります。
また、天然木にない柄・色もラインナップされているので、気に入った色・柄を探すのも楽しみの一つですね。
トイレだけは大理石柄にしたい!など、柄や色の選択肢も多いのでアクセントとして使いたい場合にも選びやすいですね。
最近では床暖房ヒーターが内蔵されているものもあり、リフォームなどのシーンでは気軽に床暖暖房を検討できるのもメリットです。
その反面、表面がとても綺麗に仕上げられている分キズが付くととても目立ち、硬い材料なので膝や腰への負担が気になります。
建売住宅のほとんどは この複合フローリングを採用しているのではないでしょうか。 それは、施工しやすく安いラインナップがあり引き渡し後のクレームが少ない事からだと思います。それが一概に悪い事という訳ではないと思いますが。
新築、建て替え、マンション・戸建てなど、リフォーム・リノベーションなどのご相談が承ります。
どうぞ、お気軽にご相談ください。