透明の窓ガラスに目隠しのフィルムを貼る話

設計の時川です。

10月なのに夏日なんてどうなってしまうんだろうと考えてしまいます。

 

皆さんのお住まいでも仕事場でも窓ガラスが透明だから外からの視線が気になるなぁなんて思ったことはありませんか?

建てた時から透明ガラスではなくて曇りガラスにしておけばよかったなんて思っていませんか?

そんな時こそガラス用のフィルムを貼ってみてはどうでしょうか。デザインも数十種類あるので好みのものが見つかると思います。

弊社の駐車場の出入り口には大きなガラスの引き戸があり、前々からフィルムを貼ろうと計画をしていました。目隠しという意味合いではなく車を停める際に透明よりも曇りガラス程度に色が付いていた方が距離感がつかめて停めやすい為です。

施工の様子を写真と共に紹介します。

① ガラス用のフィルムはインターネット等でも購入することが出来ます。折ったりすることが出来ないのでこのように芯材に巻かれています。

一度折りジワができてしまうと戻りませんので貼り終わるまで特に注意を払います。

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② 大きな作業台にフィルムを測ったガラスの寸法に切るためにペンなどで下書きします。

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③ 下書きした線に沿って丁寧に切っていきます。カッターの刃を新しくし良く切れる状態にしておきます。

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④ 貼るガラス面を綺麗に掃除します。霧吹きに洗剤水(水に台所洗剤を数滴入れたもの)を入れ多めに噴きながらゴムベラで綺麗にします。汚れが残っていたりゴミやホコリが付着しままま施工するとその部分だけフィルムが浮いたような仕上がりになってしまうので念入りに行います。

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⑤ フィルムの裏紙(透明のフィルム)を剥がしていきます。一度剥がしたフィルムが何かの拍子にまたくっついてしまうと、なかなか剥がせませんので霧吹きで濡らしながら剥がしながら少しずつ剥がしていきます。

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⑥ いよいよ貼っていきます。ガラスにもフィルムにもたっぷりと霧吹きで洗剤水を噴いておきます。

そうすることで位置の調整がやりやすくなり、大きくズレた場合なんかは剥がすことも出来ます。

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⑦ 位置が決まったらゴムベラでガラスとフィルムの間にある水や空気を抜いていきます。中心から外側に押し出すように丁寧に作業します。

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⑧ 全面の水や空気が抜ければOKです。洗剤水を使っているので水拭きして掃除すれば完成です。

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いかがでしょうか。今回は3M社のグラデーションしているフィルムを使いました。

グラデーションがあることでとても柔らかい雰囲気になりました。

実際の雰囲気が気になる方は気軽に見に来てくださいね。

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