現場は天候に左右されやすい。特に屋根ができるまでは、仕方がないです。(今年の10月は雨ばかりで参りました)。屋根さえかかれば中での仕事はできるので、その意味でも一安心となります。M邸も上棟の日を迎えましたが、予報では天気は良いものの、風が強いとのことで少し心配してましたが、ありがたいことに、ほとんど無風で作業は順調に終えることができました。(終わってから風がでてきましたけど)。お施主様も様子を見に来られていて、今まで絵でしかなかったのが、文字とおり立ち上がるのを見て、かなり実感が湧いてこられたようでした。私の方はというと、建物の大きさとか屋根のラインとか道路からの距離感とか、そのようなことに気がいってます。全て設計通りに進めれば良いというものではなく、全体のバランスを見ながら、調整していくことで、より完成度が上がっていきますし、オンリーワンの住宅になっていきます。それが、住宅への愛着度を増すと信じているのと、モノ作りの楽しさの一つでもあります。(鷹野)