住まいのむしめがね 4【無垢フローリング】

こんにちは、設計の時川です。
今週末あたりから卒業式や卒園式を迎える家庭も増えてくる頃かと思います。

今朝は通勤中に袴姿の女子大生を目にしました。
穏やかに晴れた春の日だと皆がHappyなんですがね。

今回は 無垢フローリングのお話を。
無垢フローリングと聞いて、綺麗な住宅写真なんかをご覧になって我が家もゼヒ!と考えている方も多いかと思います。
その反面、
・メンテナンスが大変そう…
・傷が付きやすいんじゃ…
なんて不安な気持ちもお持ちかと思います。
イイ事ばかり書いていてもしょうがないので事実は事実としてお伝えしようと思います。
メンテナンスは必要ですし傷も付きます。 先に書いた複合フローリングも同じことが言えますが、メンテナンスの仕方、傷のつき方が少し違うだけなんです。
これは全ての天然材料に共通していますが、年月を経て劣化するのではなく経年変化していきます。いわゆる『味』です。
味はそれぞれの家族の歩んできた軌跡ともいえるんじゃないでしょうか。

無垢フローリング

無垢フローリングと言っても樹種によって表情や特徴が全然違います。

例えば。軟らかい木なので傷は付きやすいですが、足触りがよくて夏場はサラサラした感じがとても気持ちよく冬場もヒヤッとしません。その軟らかさで歩く時の足腰への負担を緩和する効果もあります。
オーク( 楢)は堅めの木なので水に強く、洗面室なんかで使ってもいいですね。

ヒバも水に強いので水廻りに使うことが多いですが、何と言っても特徴のある香りがとても魅力です。
は土台にも使われるぐらい堅くしっかりした木で、荒々しい木目を好まれる方も多いです。
他にもかなりの種類があります。
少しでも気になった方はじっくりと相談・検討してみましょう。サンプルで実際に見て触って匂ってみるのがいいですね。

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