重量鉄骨造3階建て住宅のお施主様より、屋上の防水施工をご依頼いただきました。
お施主様は以前より、弊社の前を通って知っていたとのことです。
屋上の防水施工は経年の為、少しづつ防水性能が劣化していき、3階の天井から雨漏りが始まってしまったとのことでした。


室内を拝見したところ、雨漏りが原因で壁紙が剥がれ、黒カビも発生しており、健康被害の恐れもあるため早急に対処させていただきました。
屋上には人工芝が敷かれていましたので、丁寧に剥がした後に清掃し、まずはプライマー塗装を施工します。


プライマー塗装とは、屋根などの防水施工の工程で最初に塗装する下塗りの塗料です。
この塗装は上塗りの塗料の密着性を高め、凹凸が無くなり、なめらかな仕上がりになる大切な作業です。
次にウレタン防水塗料の1度目の塗装をします。

充分に乾燥させてから2度目の塗装です。

最後にウレタン防水塗装のトップコートを塗ります。

トップコートを塗ることにより、紫外線・風雨の劣化や経年劣化から防水塗料を守ります。
今後は定期的にトップコートを塗り替えることにより、防水塗料全体の寿命を延ばすことができます。


施工後は凹凸もなく、壁の立上りの部分も隙間なくなめらかに仕上がっているので雨水の浸み込みの心配もなくなりました。
今後は天井の黒カビの除去や壁紙の貼り替えなどもご検討いただいています。