【不定期連載】「暮らし性能」を追求した“スーパーウォール工法”の家③

少し時間があいてしまいお待たせしました!
スタッフの法林です。

今回はスーパーウォール工法の“断熱性能”についてお話させて頂きます。

冬のリビング、エアコンで室内は快適だけど、エアコンをつけていない
廊下やトイレに一歩踏み入れると寒くて震え上がってしまう。

就寝前にエアコンを止めたところ、夜中の冷え込みが厳しくて
トイレに起きることが出来ない、朝はエアコンをつけて室内を温めないと
とてもじゃないけど布団から出られない、、、。

そんな経験はないでしょうか?

お家の中でのこの温度差は、暮らしの快適性を損ねるだけではなく、
ご家族の健康にも影響を及ぼしてしまいます。

実は、近年家庭内の死亡事故が増加傾向のなか、特に寒い時期の入浴中の死亡事故が多くて
全国で年間約1万4000人と推測されています。
そして原因の多くは「ヒートショック」である可能性が高いといわれています。
入浴時の急激な温度変化によって、血圧や脈拍が変動する「ヒートショック」が起こり、
心筋梗塞や脳出血、脳梗塞などを引き起こしたものと考えられているのです。

自由にくつろいで、リラックスできるはずの自宅が、
「エアコンのあるリビングにこもりっきり」
「寒くてキッチンに立てない、料理が辛い」
など、快適な生活範囲が狭められてしまうのはとてもストレスですよね。

家の中の温度差を少なくするには、
住まいの気密・断熱性能を高めることが大切で、

気密・断熱性にすぐれたスーパーウォールの家は
以下の効果があると実証されています。

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※一般住宅とスーパーウォール工法住宅との比較シュミレーション

 リビングとトイレの温度差が5.9℃に、リビングと脱衣所の温度差は7.2℃へ改善
  ※断熱性の低い住宅の温度差は10℃以上

→【部屋ごとの温度差が少なく、ヒートショックのリスク軽減に繋がる】

 室内の上下の温度差も3℃という快適性
  ※断熱性の低い住宅の上下温度差は10℃以上

→【暖房効率が良く、部屋の隅々まで快適】

 就寝前に暖房を止めても、翌朝15℃という暖かさ
  ※断熱性の低い住宅では翌朝10℃を大きく下回ることも。

【断熱性が高く室温変化が少ない】

 エアコン設定温度と体感温度の差が、夏冬ともに1℃以下
  ※一般住宅で設定温度と体感温度の差が約3℃と開きがあることも。

【エアコンの設定温度を上げ下げすることなく、夏も冬も快適】

 気密性能C値(相当隙間面積)1.0を基準 ※数値が小さいほど隙間が少ない
  ※一般住宅ではC値が5.0程度

【気密性が高く、冷暖房の熱を逃がさない(省エネ)】

 

※数値データはシュミレーションにより算出された値であり、保証値ではありません。
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今回は、スーパーウォール工法の断熱性について、
数値的な比較実証をご説明しましたが
次回は私、法林がLIXIL 快適くらし体験「住まいStudio」で、
昔の家と今の家の違いを実際に体感したときのお話をさせて頂きます!