こんにちは、設計の時川です。
障子の張替えを自分でやる方って半数程度いるんでしょうか。
難しそう…時間がない…そもそも面倒臭い… って印象もあると思います。
確かに、コツは要るし作業の時間は確保しなきゃいけないし重い腰を上げないといけませんよね。
でもやってみると意外に簡単で、満足感も得られ、
お子さんがいる家庭ならより楽しめます!
なぜか。
どうせ張り替えるのでこんな楽しいことも。
『北斗の拳ゴッコ』。
を、やるかやらないかは別として、
スポンジに水を含ませて裏側から桟をなぞるように濡らしていきます。
障子全部をジャブジャブ水洗いってやり方もありますが乾かすのに
時間がかかるのでこのやり方がオススメです。
濡らす事で糊がふやけて剥がしやすくなります。
剥がした後にうっすらと紙が残ることがあります。
無精せずにスクレーパーやヘラなどを使い綺麗に剥がしていきます。
少し時間を空けて乾燥させたら、障子紙をセットします。
ロール状の物は障子の端部にマスキングテープなどで固定して
ロールを広げていけばいい状態にしておきます。
市販の障子糊を用意します。既定の希釈よりも少し緩めのほうが
次回の張替え時に剥がしやすくていいかもしれません。
ハケで桟に糊を塗っていきます。2-3列塗ったら紙を張って、
また糊を塗ってと小分けにした方が糊も乾かずに作業できます。
全部糊付け出来たら余分な髪をカッターでカットしていきます。
力を入れすぎてあまり深く刃を入れないのがポイントです。
切れたら霧吹きで水をかけます。
こんな程度でok。
乾くと障子紙がきれいにピンと張ります。
これで建て込めば完成!
花柄などの模様が入っている紙もあるのでいろいろ楽しんでみるのも
アリですよ♪
プラスティックフィルムに障子紙を張り合わせた【破れない障子紙】も
ありますが、破れるからイイってこともあると思いませんか(笑)