楽しみが広がる秋の訪れ。

こんにちは。スタッフの木村です。
ピネストのショーウインドウが夏の財宝探しの大冒険から秋の仕様に入れ替わりました♪

今回は「秋の訪れ」をテーマにしました。
まずは材料!
以前から時々お世話になっている(^^)「林試の森公園」へ材料探しにGO!
(足元を見ながら一生懸命落ちている小枝を探していたので公園での写真を撮影するのを忘れていました(T_T)。。。)

公園へ大きな袋を持って行き、たくさんの小枝を集めてきました!
(集めた小枝は全て落ちていた小枝です)

一本ずつ土や砂などを丁寧に拭き、左右のバランスを見ながら、ショーウインドウの幅・奥行きを考慮し花瓶へ挿していきます。
集めてきた枝はほとんど使いました!
次に小枝に紅葉の造花をグルーガンで付けていきます。


これも葉っぱの配置を考えながら付けていくのがとても大変でした~。
どうしても自然の植物のようにはならないですが・・・。

そして・・・

完成!

ショーウインドウの中央に紅葉の花瓶を配置し、右には現在施工中の日光の建築現場にあった、鉋(かんな)で木材を削った際の鉋くずを。
この「鉋くず」、大工さんが木材を一本一本丁寧に・素早い手際でシュー、シューと削ったものなんです。

熟練した職人さんが削った鉋くずはクルクルと巻いていて見た目がとっても可愛くて、手に取るとフワッと木の良い香りがします♪
木の香りは心がホッと落ち着く感じがしますよ(^^)

そして反対側には、栃の実をコロコロと置いてみました。

実はこの栃の実、林試の森公園で小枝を集めていた時に、自転車に乗ったおじさまが私と一緒にいた法林に声をかけてくださり「これは栃の実だよ。ここで拾ったんだよ。」と頂きました。
園内を歩いていくと、足元に同じ実がたくさん落ちている場所を発見!
見上げてみると大きな立派な栃の木がありました!
「この木なんだ~」と法林と話をしていると先ほどのおじさまが来て、またたくさん栃の実を手渡してくださりました♪
きっとお近くにお住まいの方と思いますので、頂いた栃の実が飾ってあるピネストのショーウインドウを見に来てくださると嬉しいなぁと思っています(^^)

<おまけ>
この「栃の実」というと、以前娘の国語の教科書に「モチモチの木」という物語があり、艶のある栃の実を粉にして餅と捏ね上げると、ほっぺたが落ちるほど美味しい「栃餅」ができるという一節がありました。
娘の音読を聞きながら「どんなに美味しいんだろう」と想像していたことを思い出しました(^^)
でも食べるのは凄い大変みたいなんです(>_<)
パッと見ると、栃の実は大きくてツルツルしていて栗に似ていますが、中の実はアクがとても多く、丁寧に時間をかけて「アク抜き」をしてからでないと食べられないとか。。。
昔の方は、手間をかけ工夫をして様々なものが食べられるという発見をしてくれたのだな~と思いを馳せてたりしています(^^)
今はアク抜きをした栃の実を通販などで購入できるようですので、興味のある方はぜひ栃餅作りにチャレンジしてみてください!
「ほっぺたが落ちる」ほど美味しいらしいですよ♪