こんにちは、設計の時川です。
【子育て世代の家づくり 】
家を建てようというタイミングはいろいろあると思いますが、小学校入学前にと考える方も多いと思います。子供にとっても安心でいい影響がある家にしたいと思うことは子育て世代の共通あるあるではないでしょうか。私も、ピネストスタッフも子育て世代ど真ん中なので経験も併せてご紹介していきたいと思います。
因みに、私の妻は保育士です。そう、うってつけの企画コラムなんです(笑)
初回は 【 吹き抜け 】 について。
吹き抜けに限らず天井が抜けていたり高くなっている場所に行った時、お子様は見上げていませんか? そして何かを想ったり発したりしていませんか?大人でもそういう場所に行った時は多かれ少なかれ何かを感じたり思ったりしますが、感受性豊かな子供たちは大人の比じゃないんだと思います。
吹き抜けや高天井にシーリングファンや高窓があればその動きや窓の先に見えるものなどに興味津々です。視線に上下の動きがあり光や影を感じることが脳を刺激します。窓から見える景色の移ろいもそうですね。ある研究機関の研究でも想像力や発想力を養うことに効果があるとしています。泣いていた赤ちゃんもシーリングファンに夢中になり泣き止んだり、高窓の向こうに見える満月にテンションが上がっていたり、脳への刺激がいい影響を生んでいるようです。脳のシナプス(神経細胞同士の接続箇所)は生後8か月がピークで徐々に減るそうです。つまり、子供が小さいうちに自宅を建てることは上記の側面に照らしても意義があるんですね。