住まいのむしめがね７ 【トイレ】

こんにちは、設計の時川です。

今日銀座にオープンした大型商業施設『東急プラザ銀座』。江戸切子をイメージした外観や日本の美意識や技術を盛り込んだ内部なんだそうです。銀座という土地柄、インバウンドも意識してでしょうかJAPANを感じられる事が一つの鍵なんでしょうね。

 

【トイレ】です。ほとんどの方が毎日、どこかのトイレを使います。

 

以前は１家に１カ所だったのが最近では１家に２カ所（１階と２階）が当たり前になってきました。自家用車もそんな感じですよね。　とてもゆとりのある住宅だと小便器も設置されたりします。　男性の小用としてしか用途がないので必要ないのではないかと考えますが、洗浄水が少ない事や尿の飛び散りが少ないというメリットがあります。

しかしながら大多数はスペース的な問題もあり大便器のみかと思います。

新居を計画されている方は『トイレは本当に２カ所も必要なのか』ってところから検証してみるのもいいかもしれませんよ。

 

タンクレストイレ と タンク付きトイレの違いを取り上げてみます。

タンク付きトイレ

メリット（タンクレストイレと比較して）

・洗浄音が柔らかくて静か。音を字で表現するのは難しいですが、タンクレスはジェット水流特有のシャーシャー音がします。

・価格が安い。

・タンク上部に手洗い器が付いているので別途手洗い器を設ける必要がない。

・洗浄に電気を使わないので停電時も通常時と同じように使える。

 

タンクレストイレ

メリット（タンク付きとトイレと比較して）

・コンパクト。実サイズが小さいのでトイレを広く使える事や、タンクが無いぶん広く見えます。

・節水の最先端。わずかな差ですが一番節水型の便器は？と聞かれればタンクレスタイプになります。

番外編として、タンクレストイレのように見えるタンク内蔵トイレってのもあります。

スッキリ見えて洗浄音が静かなので個人的にはオススメです。価格もちょうど中間ぐらいだし。

 

タンクレストイレを付けると必然的に手洗いを設置することになります。もちろんコストアップにつながりますが、好きなデザインの水栓や手洗い器を設置するとトイレという空間がグッと素敵になりますよ♪

 

 

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