規模
狭小敷地 木造3階建て
延べ面積 99.8㎡(30.1坪)
性能
耐震等級3
断熱性能 UA値=0.71 W/㎡・K
気密性能 C値=0.5㎠/㎡
スーパーウォール工法
低炭素住宅基準適合
スーパージオ工法(液状化対策・免震化工法)
熱交換換気システム
プラン説明
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狭小住宅地の典型的プランとしての提案です。
条件は都市部の住宅密集地を想定して、建物の間口を2間、駐車場付き3階建て、準耐火建築物としました。
当社近隣にも良く見られるパターンです。密集地では道路に面した部分しか開放することができませんし、道路にも近くなりますから開放すれば中が丸見えです。開放しつつもくつろげるような空間をもてることを目指しました。
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1階は、玄関と駐車スペースにより窓が取れないのと、住宅密集地であることから採光を期待できないので、寝室、洗面、浴室などにして、リビングは2階としました。
さらにリビングの道路側に吹き抜けを設けることで狭さを感じさせず、明るさと広さを演出し、かつ吹き抜け部分が道路とのワンクッションとなりプライバシーを守っています。
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そして、バルコニーとリビングの吹き抜けとを仕切る壁を45度にすることで、互いの幅と奥行を共有させています。
また小さな空間に大きな窓をつけると外に対して無防備になってしまいがちですが、それも解決しています。
道路からバルコニー、吹き抜け、リビングと外から内へと徐々にプライバシー度を増していきながら、それもただ並べるのでなく45度の壁で相互に入れ込むことで各場所なりの安心感、くつろぎを作り出しています。