住まいのむしめがね19【外部の床タイル】

こんにちは、設計の時川です。

住まいのむしめがね19は【外部の床タイル】です。

このところ雨が続いています。足元が濡れていると滑る可能性が高まるので危ないですよね。

床の素材(土やアスファルト、砂利、タイルなど)と履物の素材(ゴムや革など)の摩擦力が小さくなると滑りやすくなります。雨などで濡れていると余計に摩擦力が小さくなります。

床の材料としてポピュラーなものの一つとしてタイルがあります。 一般的には外部などの雨の影響を受けやすい場所には、表面をザラザラさせ滑りにくくさせたタイルが使われますが稀にツルツルのタイルが使われている場合があります。(ザラザラしていても滑りやすいタイルもあるようです)

外部床タイル

大理石などの石を使っている建物もよくありますが、自身も何度か滑った経験があります。

やはり安全面を考えると滑りにくくしたいところ。 方法としては、

①滑らないマットなどを敷く

②滑らないタイルなどに張り替える

③滑りにくい加工をタイルに施工する

です。 ①は見た目や維持の手間がかかり ②は工事中の歩行制限やコストを考えてしまいます。

となると③です。

③は簡単に表現すると、透明な液体(薬品)をタイルや石の表面に塗布して表面に滑り止めの層を形成したり、化学反応で表面が滑りにくくなるというものです。

透明なので見た目を損ねることもないのでオススメなんですが、永久的に持続するものでもないので数年に1度程度のメンテナンスが必要です。

滑りやすい床というのは身近な危険個所なので、転倒してケガをする前に対処することが肝心です。

まずは一度ピネストまでご相談ください!